足のむくみ 姿勢との関係

一日働いたあとは足がむくんで靴がきつくなってしまう(>_<)

というお悩みがありますよね。

これにはいくつか原因があるかと思うのですが

その一つが姿勢です。

まず多いのは偏平足です。

偏平足だとなぜむくみやすいのかといいますと

ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と言われてますよね。

ふくらはぎの筋肉の間に静脈があり筋肉の収縮による圧力で

血液が重力に逆らって心臓に戻るお手伝いをしています。

偏平足だと立ったり歩いたりしても、このふくらはぎの筋肉が

ほとんど収縮しないんです。

その結果、静脈血の戻りが悪くなりむくみやすくなります。

えっ?足のむくみってリンパの流れが悪いんじゃないの?

足のむくみにはリンパを流すリンパドレナージっていいますよね?

と思いがちなんですが

普通の方の足がむくむ場合、足にたまっているのは水分です。

そして余分な水分の80~90%を心臓へ送り返すのは静脈なんです。

リンパ管は余分な水分を送り返すのは10~20%しか関与しないといわれています。

リンパ管の主な働きは水分以外に分子量の大きい脂肪やたんぱく質、脂溶性ビタミン、細菌などの回収です。

リンパ管の機能異常で足がむくむ場合はリンパ浮腫という病的な状態で水分ではなく脂肪やたんぱく質が蓄積していく点が大きな違いです。

話を偏平足と静脈に戻します。

対策としては偏平足を治すことなんですが、いきなりは難しいと思います。

まずは土踏まずの高くなったアーチサポートのあるシューズを選んで履く、

もしくは靴に入れるタイプの足底版を入れてみましょう。

それで終わりではありませんよ、ここからが大事です!

アートサポートが入ったら、そのサポートをあまり踏んづけないように

足底に力を入れて土踏まずを浮かせるようにがんばります。

もちろん、たまにで良いので10~30秒ほど頑張ってみましょう。

それを繰り返しているうちに2~3か月ほどで少し土踏まずができてくると思います。

少しできてくると嬉しいんですよね。

それを続けていると歩いたりしているうちに自然とふくらはぎの筋肉も働くようになってきますので以前よりはむくみにくくなると思います。

もちろん、そうなるまでにむくみがきついと感じる場合には弾性のあるソックスなどを利用するのは良いことだと思います。

特に疲れがひどいとき、生理期間中などは特にむくみやすくなりますので、そのサポートとして使用することもできると思います。

弾性のあるソックス、圧着などとも呼ばれますね。

圧は高いほど効果的とは言われますが、締め付けすぎて苦痛なこともあります。

20mmhg以下の低めの圧でもある程度の効果は期待できますので

苦痛のないものを選ぶことをお勧めします。

足は全体重がかかる部分でそれを支えるために靭帯や筋肉の強度が高まるまでに

時間がかかります(2~3か月)。

焦りは禁物です!

ゆっくりとあきらめずに取り組んでむくみにくい体を手に入れましょう!

足やふくらはぎのむくみが減ると、当然ですが

ふくらはぎが細くなりますよ!

長時間立ちっぱなしや座りっぱなしで足がむくみやすい場合は着圧の衣類で補助してあげるのも良いですよ。

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