前回に続き足のむくみと姿勢に関してのお話です。
足のむくみには、ふくらはぎの働きが重要でしたね。
このふくらはぎの働きを悪くする原因の一つに
かかと荷重、後方重心、といった状態があります。
産後の女性に多いのですが、立っているときに
体重のほとんどがかかとへ荷重されていて、
つま先は体重をほとんど支えておらず、
ひどい場合は足の指が浮いていることもあります。
つま先で支えるときにふくらはぎの筋肉は働きます。
普通に立つときには、かかととつま先に半分ずつ体重が荷重されます。
ですので、まずはこのかかと荷重を改善することが
足のむくみを改善するうえで必要になります。
では、どのように改善していけばよいのでしょうか?
まずは後ろへ傾いている体幹の機能を改善させます。
これは以前、「腰がくびれない」でご紹介した方法で対応できます。
また、かかと荷重の方は猫背の傾向がありますので
猫背の改善には「スーツがはいらない」でご紹介した方法で対応できます。
以上の方法で筋肉の調整ができてきたら
せすじを伸ばして、つま先へ体重をかけていきます。
長い間、体重をかけた経験がないため
つま先に少し体重がかかっても、ものすごくかかっているように感じることが多いです。
自分の感覚としては少し前に傾いているくらいが、まっすぐの姿勢になります。
鏡や、他の人からの意見をもらいながら
まっすぐの感覚を身につけていきましょう!
そうすることでふくらはぎの筋肉も働くようになり
むくみにくくなります。
さらに姿勢も改善しますので、腰のくびれや、普通の首の長さを手に入れられますよ!
ふくらはぎや太ももも細くなる可能性がありますので
時間はかかりますが、じっくり取り組む価値があると思います。
焦らず、ゆっくりとあきらめずに取り組んでいきましょう!
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