感染症やその他の病気に備えて免疫力を高めることへ関心が高まってますね。
免疫力を高める手段として運動もあるんですが、これには少し注意が必要ですね。
とても元気そうで風邪とかとは無縁そうなスポーツ選手が
実は風邪をひきやすいということは良い例ですね。
激しい運動は明らかに免疫力を低下させるため
スポーツ選手は自己管理をとても大事にしています。
そういったことから分かることは、少なくとも免疫力を高めるための運動は
あまり激しくないほうが良いということですね。
現時点でのお勧めの運動強度は
有酸素運動と言われる低強度の運動と
それよりちょっと強めの中強度の運動です。
ほとんど呼吸も乱れず、きつさを感じない程度の運動か
若干呼吸が乱れる程度の運動かといった感じでしょうか。
散歩やサイクリングなど低強度の運動であれば時間は一度の運動時間は60分以内が今のところお勧めのようです。
個人差はあるかと思いますが60分を超える運動では疲労が残り
免疫力が下がる傾向があるようです。
免疫力が下がるというのは免疫に関係する細胞が減る
ということで調べられているようです。
大腸がんの再発予防に関する文献では1週間に150分以上の運動を
推奨されているものがありますので
一度の運動は60分以内で、1週間で150分を超える程度を時間設定の目安にすると
良いかもしれません。
毎日連続で運動を行うと疲労が蓄積してしまう可能性がありますので
運動の頻度は週に3日~6日の間で設定すると良いと思います。
中程度の運動は短時間で効果が認められますので
1回の運動時間は15分以内でも十分です。
スクワットや腕立て伏せ、軽めの重り(500g~2㎏程度)を使った運動など
若干負荷がかかった運動ですので、やりすぎに注意です。
頻度としては週に3日~4日くらいにして間に十分な休養を挟んだほうが良いです。
どうしてもじっとしていられない方は散歩などの有酸素運動を
間に加えてもよいかと思いますが、
最低でも週に1~2日は休養日にしてくださいね。
運動の目的が免疫力アップであれば、物足りないくらいで十分です。
疲労させてしまったら免疫力は下がると考えておいてよいと思います。
そういった側面から考えますと
免疫力を高めるための運動を実施する大前提として
十分な栄養と十分な休息がとれているということが大事になります。
あまり栄養が摂れていない状態で運動してもガス欠の細胞を破壊してしまうだけですし
疲労しきっている状態で運動してもさらに疲労して免疫細胞が減るだけです。
免疫力を高めるための運動は今の体調に合わせて
疲労しない程度に動くということが大事です。
今の体調に合わせて時間は短めで良いので、疲れない程度に動かせる部位を動かす
それだけでも良いと思います。
ある人にとっては自分でマッサージするという行為でも運動になるかもしれませんね。
足が疲れている方は前回ご紹介した脚のマッサージをゆっくり実施てみてください。
暑さも体力を奪っていきますので
自分のペースで疲労させ過ぎない程度の運動で免疫を高めていきましょう!
ー
これからもリハビリ関連の記事やアフェリエイトで大好きな商品を紹介していきますので
フォローしてくれたら嬉しいです!