肩こり ー働き者の筋肉ー

肩こりを経験された方は多いですよね。

ひどくなると頭痛やめまい、吐き気まで伴うこともあります。

この肩こりの原因になっている代表的な筋肉は僧帽筋と肩甲挙筋です。

以前、「スーツが入らない」でも登場しましたね。

これらの筋肉は首から肩甲骨についていて

格闘技やラグビーなどのコンタクトスポーツの選手が

大きく発達していることが多いですね。

そのことからも分かるように首をダメージから守ったり

重いものを持ち上げたりするときに大きな力を発揮してくれます。

肩こりの方はこの筋肉を使い過ぎて硬くしてしまっています。

デスクワークや家事などは肩こりになる方が多いのですが

いったい、何と戦っているのでしょうか?

ある意味、戦いなのかもしれませんが・・・

戦ってしまうと肩がこってしまい自分が大変な思いをすることになりますね。

肩がこっている方はこの筋肉をいつも使っていることが多いです。

ご自分の首の付け根あたりに手のひらを当てて僧帽筋(上部線維)の硬さを

感じながら、はしでご飯を食べてみたり、洗面で洗顔や歯磨きしてみたり

お風呂で体や髪を洗う時に触ってみたりすると・・・

硬くなってることが多いです。

ひどい方は寝ているときにも触ってみると硬くなっていることがあります(+o+)

ぜひ、夜おやすみのときに首や肩のあたりを触って確認してみてください。

ではなぜこれらの筋肉は、こんなに働いているのでしょうか?

ご本人が肩に力を入れて意識して働かせているわけではないですよね。

だとしたらとんでもないブラック企業ですね・・・

働き過ぎの原因はいくつかあるかと思うのですがその一つが

前鋸筋(ぜんきょきん)のサボりです。

肩甲骨を支えている働きをしている前鋸筋が仕事をしないので

その分、肩甲骨を支えるために僧帽筋や肩甲挙筋が頑張りすぎていることがあります。

これを改善するためには前鋸筋に働いていただく必要があります。

働かせ方は「前鋸筋トレーニング」で検索していただくと

たくさんの筋肉自慢の動画がアップされていますので是非ご覧ください。

動画を見ていると前鋸筋トレーニングなのに僧帽筋も激務になっていることがあるようですので、前鋸筋のトレーニング中は僧帽筋に触っておいて、僧帽筋に力が入って硬くならないように確認しながら片側ずつトレーニングを行うことから始めましょう。

あくまで前鋸筋のトレーニングですので他の部位に余計な力が入らないよう注意してください。

余計な力が入らないようにするためには、トレーニング自体がきつすぎないことが大切ですので、自分が片側ずつ楽に行えるトレーニング動画を探して実施しましょう。

トレーニング後に肩がこったり、首が痛くなるようであれば余計な力が入っている可能性が高いので、トレーニング中に余計な力が入っていないか触って確認しながらゆっくりとトレーニングするようにしましょう。

日常生活でも前鋸筋を使えるようになる必要がありますので

歯磨きや髪を洗う時など、僧帽筋が硬くならないように触って確認しながらゆっくりと筋肉の働かせ方を体に覚えさせていきましょう。

初めは難しいですが、だんだん思い通りに動くようになってきますので

焦らずに取り組んでみてください。

そのほかの原因として、筋肉自体が短くなったり、血液の流れが悪くなったりしていることがあります。

これらの問題に対しては

まずは筋肉などの組織を壊さないように軽めの優しいマッサージでしっかりとほぐして

そのあとストレッチをしていくと良いですよ。

いきなりストレッチすると筋線維が切れて、かえって痛くて硬くなってしまいますのでまずは優しいマッサージから行いましょう。

これらは「僧帽筋、マッサージ」や「僧帽筋、ストレッチ」などで検索するとたくさんの動画がアップされていますので参考にしてみてください。

トレーニング、マッサージ、ストレッチ中に僧帽筋や肩甲挙筋が激務にならないようにしっかりと休ませながら行ってくださいね。

右肩をマッサージしてたら左肩がパンパンになった・・・といった事態にならないよう左右の僧帽筋と肩甲挙筋をしっかりと休んでいることを確認しながら、焦らずゆっくりと取り組んでいきましょう。

肩こりを治すのに、肩に力を入れ過ぎて頑張らないようにしてくださいね (^-^;

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