どういう歩き方が正しいのか?
どうやって歩いたらいいのか?
こういった質問をいただくこと、よくあります。
歩き方についてアドバイスをするときには
正しいというより、
その方のその時の身体状況と、その時の歩く目的に適した歩き方が出来るようにアドバイスします。
一般的に正しい歩き方と言われているのは
標準的な歩き方と言い換えることもできるかと思います。
つまり、そういう歩き方をする人が比較的多いという歩き方のことですね。
これは一つの目安にはなりますが、誰にでも当てはまるとは限らないものです。
ちなみに標準的な歩き方に関しては「正常歩行」、「歩行周期」、「筋電図」、「関節角度」、「床反力」などを組み合わせて検索すると、歩く時にどの筋肉がどのタイミングでどの程度活動するかなどを知ることが出来ます。
歩行周期について調べると必ず出てくるワードが「立脚相」と「遊脚相」で、「立脚相」は脚が地面に接している間で、「遊脚相」は脚が地面に接していない間のことです。
興味のある方は歩行についていろいろ検索してみられると面白いですよ。
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さて、適した歩き方について例を挙げてお話ししますね。
まずは目的です。
多いのは、瘦せるため、足腰を強くするため、体力をつけるため、骨を強くするため…などでしょうか。
次に身体状況ですね。
内科的な情報であれば、心臓の機能や血圧、肺の機能や喫煙歴、肝臓や腎臓の機能など
運動器では関節や筋肉の状態など
その他の疾患等が無いかについても情報があると良いですね。
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歩いていて失敗している場合、
歩く運動を始めたころに比べて
痛みがひどくなったり、痛い場所が増えたり
息切れがするようになったり、足がむくんできたり
日常生活でも疲れやすくなったり・・・など
運動を始める前よりも、運動を続けてきた後のほうが体調が悪くなっていることが多いです。
例えば、脚にO脚変形がある人が1日1~2時間歩くようにしたら、さらに変形がひどくなり痛みも強くなった、とか
リンパ浮腫の人が弾性ストッキングを着けて1時間くらい歩くようにした結果、膝関節が炎症を起こしてさらにふくらはぎのむくみがひどくなったり
などなど、歩くことには健康を害する危険が潜んでいます。
こういった危険性を抑えつつ、より良い効果を出すための歩き方についてはいろいろ他のブログや動画でも紹介されていますが、
今後、こちらのブログでも書いていきたいと思います。
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