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肝臓は前回、腸のトレーニングでお話しした糖質、たんぱく質、脂質すべてに
関連する、とても働き者で重要な臓器ですね。
アルコールや薬を分解して無毒化もしてくれますしね。
その分、薬を飲む量が多くなってくると負担が増えてしまうんですよねぇ (-_-;)
そして老化の影響もうけて
肝臓で多くの仕事をこなしてる肝細胞の数が減少していって
肝臓への血流量も徐々に減ってきて
肝細胞にエネルギーを与えてくれるミトコンドリアも機能低下を起こして
全体的に働きが悪くなることが知られています。
こういった肝臓の機能低下の原因の一つに肝細胞の再生機能が
損なわれてしまうことが挙げられます。
もともと肝臓の細胞は再生能力が高いことが知られているのですが
老化の影響等で再生が減ってくるんです。
そしてこの肝臓の機能低下を防ぐために注目されている機能が
オートファジーです。
詳細は「オートファジー」で検索していただくと
多くの情報を得ることが出来ると思います。
ここではすごく大雑把な説明になりますが
細胞が危機的状況になると壊れた細胞の処理と再生が
加速的に行われるよう促してくれる機能、といった感じでしょうか・・・
肝細胞が危機的な状況に追い込まれるとオートファジーの働きで
肝細胞の再生が促され肝臓の機能低下を防いでくれる可能性があるという
報告が増えてきています。
オートファジーを誘導するために
そういった効果のある薬剤や成分の研究も行われています。
その中で私たちが食品からも摂取できる成分としては
トレハロースやレスベラトロールといった成分があります。
どちらも肝細胞を危機的状況にしてオートファジーを促すことが
研究では確認されています。
トレハロースは甘味料としてお菓子などにも使用されています。
レスベラトロールは赤ワインやブドウ、リンゴやイチゴなどに含まれています。
どちらにしても肝細胞にとっては危機的状況に追い込まれる危険な物質とも
言えますので食べ過ぎ、飲みすぎには注意したほうが良いかもしれませんね。
比較的安全にオートファジーを誘導するものに
理学療法士が大好きな「運動」も含まれていました。
筋肉から出されるミオカインにオートファジーを
誘導する働きがあることが報告されています。
ミオカインは低負荷の有酸素運動でも高負荷のきつさを感じる運動でも
分泌されますので自分に合った運動を週に1~5日実施することでも
肝臓の機能を守ることが出来るかもしれません。
ここまではオートファジーで肝臓を守るお話でしたが
そのほかに肝臓を守る方法として
短鎖脂肪酸があります。
短鎖脂肪酸については腸内フローラで作られるものが有名ですが
今回は食品に含まれる短鎖脂肪酸の働きについてです。
肝臓の病気の中に脂肪肝というものがありますね。
脂肪の分解が滞り肝細胞内に過剰に脂肪がたまり肝臓を傷めていくものです。
この脂肪の分解を食品から摂取した短鎖脂肪酸が間接的に
助けてくれて肝臓に脂肪が滞りにくくしてくれることがわかりました。
短鎖脂肪酸は酢酸塩、プロピオン酸、ブチレートがあり
酢酸塩は酢やアルコール類
プロピオン酸はチーズ
ブチレートはチーズやバター
に含まれています。
プロピオン酸は高血糖を招くリスクのある成分として
糖尿病の方には注意が必要な成分ではありますが
高血糖を招くのは肝臓が糖を産生して血液中へ送り出すからであり
肝臓へ余分な糖分をため込まないようにして
肝臓の機能低下を防いでくれているとも考えられますね。
自分に合った運動や発酵食品を摂取することで
肝臓も元気になってくれると良いですね!
ただ、何事もやり過ぎには注意しましょう!
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